署名にご協力ください

576330の署名が集まりました。
ご協力ありがとうございました。(2013年2月8日)

<受付終了しました>


安心して住める「福島」を取り戻すため、署名にご協力ください!

 昨年3月11日に発生した東日本大震災による地震や大津波で犠牲となられた方々に、心より、哀悼の意を表しますとともに、被災者の方々に、心よりお見舞い申し上げます。そして、全国からいただきましたご支援に、心から感謝申し上げます。 福島は、東日本大震災における被害はもちろんのこと、その後発生した東京電力福島第一原子力発電所の事故により、人類はじめての原発震災を経験しています。 原発事故はまだ収束しておらず、福島県民の苦悩の日々は、続いています。

福島県生協連では、福島県民とともに、原発震災からの復興・再生に取り組んでいます。

 現状の事実をしっかりと調査・分析して、事実に基づき、今後の課題を抽出し、さらにそれらの課題を克服し、単に震災前の状態に戻すのではなく、新たな安全・安心な地域未来社会を構築するため、県内唯一の総合大学である福島大学の英知を求め、既に発足している福島大学協同組合ネットワーク研究所と連携し、また地産地消運動促進ふくしま協同組合協議会の一員として、「絆で復興!!ふくしまSTYLE」のスキームで、2011年度立ち上げた「脱原発とエネルギー問題」「損害と賠償問題」「放射能と健康問題」「風評被害と生産・流通問題」「災害復興と新しいコミュニティ・地域づくり問題」の5つのプロジェクトで具体化を図りながら、原発震災からの復興・再生に取り組んでいます。

安心して住める「福島」を取り戻す取り組みは、日本生協連2020年ビジョン「私たちは、人と人とがつながり、笑顔があふれ、信頼が広がる新しい社会の 実現をめざします」につながる活動です。

2011年12月16日、政府・東電は、「冷温停止状態の判断となるステップ2終了」と発表しましたが、国際公約を守るため収束宣言を急いだとの見方もあり、福島県の佐藤雄平知事は「事故は収束していない。多くの県民は不安を感じている」と反論しています。

今行っている作業は、単に冷却するために注水作業を行っているだけで、原子炉の中が見えるようになるまでは、温度計に頼るしかないという状態です。 中で働いている作業員は必死になって被ばくの恐怖の中、戦っていますが、東電幹部や政府の希望的観測というか、そうであって欲しいということだけが先行した楽観的な判断で、国民を惑わすような発言を続けており、かえって不信感を増大させています。 原発事故、放射能汚染の問題は解決するどころか、情報が小出しにされるだけに深刻度を増しています。

 今後福島県に住み続けるため、また避難した人々に一日も早く、故郷に戻ってこられるようにするためには、住民生活にとっての当り前の安全が保障されなければなりません。たとえ大きな費用がかかっても、汚染された土壌の撤去をするべきです。

 これから長期にわたって地域の課題になるのは、農地も含めた土壌汚染対策です。 「原発誘致による双葉地方の振興」という地域戦略は、今回の大事故によって明確に破綻しました。 世界の先進国の方針は「脱原発」です。急にやめるか、古くなった原発から廃炉にしていくかの違いであって、「原発推進」対「脱原発」ではありません。

 原発のような巨大なシステムは、一基壊れると日本中が不安定になることがわかりました。インターネットの網の目ネットワークのように、地方自身が自律的に分散型でやっていければ、リスクも局所に限られ、お金も雇用も生まれます。

 高速増殖炉が実用化に至らず軽水炉でウラン燃料を使う方式が継続する限り、ウランの埋蔵量からして原発はたかだか数10年限りの資源です。

 その限られたウラン資源を使い切るだけの科学技術さえまだ人類は持っていないのだということを、今度の事故は証明したとも言えます。もう日本人の誰もが「日本の原発は大丈夫だ」、世界中の誰もが「原発の安全は確実に確保できる」とは言えなくなりました。

 国内に54基もある以上、どこで福島と同じことが繰り返されるかわかりません。

日本生協連2020年ビジョン「10年後のありたい姿」のために・・・

 政府・東電中長期対策会議が昨年12月21日に発表した内容では、廃炉まで最長40年としました。 それも技術開発と並行しての作業だけに、頼みの技術開発が遅れれば、最長40年も空手形に終わるという心もとない話です。

 さらに、除染により大量に出る汚染土壌などを30年間保存する中間貯蔵施設を原発立地町村のある双葉郡内に整備する意向を福島県知事と地元首長に正式に伝えました。廃炉まで40年。だから30年間保存の中間貯蔵施設を原発立地町村につくることを納得してほしいと言わんばかりのタイミングです。

 福島は10年後どころの話ではありません。気の遠くなるような歳月を経ないと「笑顔があふれ」という状況にはならないかも知れません。 原発震災からの復興・再生。そして脱原発は、福島県人だけの問題ではなく、日本全体、否地球全体での問題です。

ご署名のお願い

署名の趣旨にご賛同いただけましたら、「署名用紙」(PDF形式)を印刷し、できるだけ多くの方に署名いただき、郵送又はFAXにて下記までお送りください。ご記入いただいた個人情報は、安心して住める福島を取り戻すためという目的以外には使用しません。

署名用紙(PDF形式)
<受付終了> 

〔送付先〕
〒960-8106
福島市宮町3番14号労金ビル4F
福島県生活協同組合連合会
TEL:(024)522-5334
FAX:(024)522-2295
※恐れ入りますが、郵送料はご負担をお願いします。

オンライン署名
<受付終了> 

※既に署名用紙により賛同署名をいただいた方につきましては、オンライン署名の参加は御遠慮下さい。 (署名活動への御協力に謹んで御礼申し上げます。)