カテゴリー別アーカイブ: 来客

悦子&ジョー・プライス夫妻に聞いたこと


 7月27日から9月23日まで、福島県立美術館にて、東日本大震災復興支援/特別展「若冲が来てくれました ー プライス・コレクション/江戸絵画の美と生命」展が開催中。ここまで巡回してきた仙台で約10万人、岩手で約7万人を動員し、福島での展示が始まりました。

福島市のシンボル、信夫山ふもとの広い敷地に、県立図書館と並んで建つ福島県立美術館

ちょうど1週間前の7月30日、東京新聞さんがどじょスク!を記事として扱ってくださった縁があり、今回事務局はプライス夫妻取材に同行させていただいたのでした

 前回2006、7年に巡回した東京、京都、愛知、九州で約82万人を動員し、歴史に埋もれていた伊藤若冲他、江戸時代に躍動した天才絵師たちの功績を掘り起こした「プライス展」。そのインパクトは未だ記憶に新しく、そして、それら作品群が東北を訪れるのは今回が初めてです。

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ならコープさんご来福


 土壌スクリーニング・プロジェクトの根幹を成す、土壌の放射性物質含有量を測定するATOMTEX社AT6101DR(通称「ロケット」)他、

日々の外部被曝量を測る積算計も寄贈いただき、さらにプロジェクト・ボランティアには、これまで参加いただいたのべ総数36名中13名を送り込んでくださっているならコープさんが、現地視察のため来福されました。 続きを読む

ベラルーシからのゲスト


 大雪で東京も慌てふためいた先週末を経て、今週は積雪のためほぼ作業不能、来週遂に初の作業中止も決定した土壌スクリーニング・プロジェクト。これを書いている金曜午後現在も、雪はしんしんと降り続いています。
 そんな節目の週も、ならコープからお2人、大阪いずみ市民生協からお一人、さいたまコープからお一人の計4名がボランティアに来て下さいました。ありがとうございます。そしてそんな状況下、こちらでどんな受け入れ態勢をとれるか心配も吹き飛ぶ、特別なゲストの来福もありました。

 本プロジェクト始動には、2011年10月、当時福島大学副学長だった清水修二教授が牽引した「チェルノブイリ視察団」が大きく寄与しています。プロジェクトを主導する福大・小山先生や県生協連会長、専務はもちろん、現在小山チームの一員として八面六臂の活躍をされている石井先生も外部研究者としてそこに参加され、プロジェクト始動の英断を下したJA新ふくしま菅野専務もおられました。

水曜夜、通常の交流会として便乗させていただいた古澤氏を囲んでの懇親会。プロジェクト始動を決断されたJA新ふくしま・菅野専務に、視察中10日間同部屋だった小山先生と部屋で何があったのか、チェルノブイリ秘話をお聞かせいただく機会もありました

 そのツアーのコーディネイト、通訳を務めたベラルーシ国立大学・古澤晃先生が来福されたのです。 続きを読む

ATOMTEX社さん御一行が県生協連に


 昨日11月12日早朝、福大・石井秀樹先生から、市内の市民放射能測定所=CRMSにベラルーシからのゲストが来るとの情報を聞き、伺いました。

 ゲストは、CRMSにあるホールボディカウンター他、県内外で、食品に含まれるベクレル数を測るのに活躍しているNaIシンチレーション・カウンター、土壌スクリーニング・プロジェクトで日々活躍しているAT6106DR=通称「ロケット」のメーカー、ATOMTEX社の皆様。

CRMSには、DAYS JAPANさん寄贈のNaIシンチレーション・カウンターが

 その後福島県生協連にて、ATOMTEX社の皆さんと石井先生の、土壌スクリーニング測定器についての意見交換会がありました。

 ATOMTEX社は1995年創設なものの、もともとは政府機関から独立した会社であり、そのノウハウは40年以上蓄積されてきたと。現在は170人もの従業員を抱え、安定した顧客としてまずロシアとヨーロッパ諸国、そして、昨年からは日本が最大の市場であるとのことでした。
 代表のVladimir Guzovさん曰く、

土壌スクリーニング・プロジェクトによって収集されたデータとその共有はとても貴重で、重要なものであると。福島から自社製品への関心、協力に感謝を述べながら、さらに改善・改良された製品の開発を約束されていました。 
 実際にATOMTEX社さんは、これまでもあらゆるリクエストにきめ細かい対応をされてきて、機器はここ2年ですでに4、5回はバージョンアップされています。

左に、笑顔の福大・石井秀樹特任助教。手に、ならコープさんに寄贈いただいたロケットを持つATOMTEX社の皆さん。そして手前に、そのATOMTEX社御一行の日本でのコーディネイトから、機器と連動するシステム制作までをも手がけるアドフューテック(Advanced Fusion Technology)社の皆様。この写真に写る方々の連携に、福島の農業の未来はかかっています

  製造する関連機器は70種以上。現在、他には宇宙開発用の製品も多く手掛けているというATOMTEX社さんでした。

11月13日
事務局

日本生協連・浅田会長が視察


 去る10月18日、日本生協連浅田克己会長が来福し、土壌スクリーニング・プロジェクトを視察されました。
 一連の作業の流れをご覧になり、スクリーニング・スタッフの説明を聞いて、改めてプロジェクトの意義への理解を深められ、激励を受けました。
 今後も日本生協連から、全力のご支援をいただけるとのこと。
 とても勇気づけられ、そして、気を引き締められました!



10月24日
事務局