雪に埋まったこの状況から、
遂に、春の日差しが福島市内を覆いはじめました。
本日土壌スクリーニングPJ・JA新ふくしまの担当、紺野氏と協議の結果、遂に来週2月18日の週より、現場作業再開決定です。 続きを読む
雪に埋まったこの状況から、
遂に、春の日差しが福島市内を覆いはじめました。
本日土壌スクリーニングPJ・JA新ふくしまの担当、紺野氏と協議の結果、遂に来週2月18日の週より、現場作業再開決定です。 続きを読む
土壌スクリーニング・プロジェクトの根幹を成す、土壌の放射性物質含有量を測定するATOMTEX社AT6101DR(通称「ロケット」)他、
日々の外部被曝量を測る積算計も寄贈いただき、さらにプロジェクト・ボランティアには、これまで参加いただいたのべ総数36名中13名を送り込んでくださっているならコープさんが、現地視察のため来福されました。 続きを読む
1/30(水)に開催されたJA新ふくしま「放射性物質土壌調査中間検討会」での福大・小山チームの報告にあったように、セシウムの農作物への移行メカニズムはかなり突き詰めたところまで解明されてきており、それを、そもそもの農業生産の強固な基盤をつくるため、土壌の放射性物質含有量はもちろん含む、地域の地質分析にまで繋げていこうという大きな方向性については、先日facebookを通じて報告させていただきました。
木、金曜は茨城県生協連、新潟県生協連の皆様総勢約20名様が福島県視察にいらっしゃり、 続きを読む
大雪で東京も慌てふためいた先週末を経て、今週は積雪のためほぼ作業不能、来週遂に初の作業中止も決定した土壌スクリーニング・プロジェクト。これを書いている金曜午後現在も、雪はしんしんと降り続いています。
そんな節目の週も、ならコープからお2人、大阪いずみ市民生協からお一人、さいたまコープからお一人の計4名がボランティアに来て下さいました。ありがとうございます。そしてそんな状況下、こちらでどんな受け入れ態勢をとれるか心配も吹き飛ぶ、特別なゲストの来福もありました。
本プロジェクト始動には、2011年10月、当時福島大学副学長だった清水修二教授が牽引した「チェルノブイリ視察団」が大きく寄与しています。プロジェクトを主導する福大・小山先生や県生協連会長、専務はもちろん、現在小山チームの一員として八面六臂の活躍をされている石井先生も外部研究者としてそこに参加され、プロジェクト始動の英断を下したJA新ふくしま菅野専務もおられました。
そのツアーのコーディネイト、通訳を務めたベラルーシ国立大学・古澤晃先生が来福されたのです。 続きを読む
あけましておめでとうございます。2012年は大変お世話になりました。誠にありがとうございました。
さて、まずここに、県生協連・熊谷会長からの新年の挨拶動画を紹介させていただきます。
世界初となる取組み「土壌スクリーニング・プロジェクト」を通じ、当初手探りで、しかし確かな手応えと共に、少しずつ見えてきた福島の農業再興への道程。ここまでの進捗状況から、最初の大きな節目となるJA新ふくしま管内全圃場の測定終了は、本年度末となる見込みです。
皆様のさらなるご多幸と、本プロジェクトへのより一層のご支援を、会長と共に、心よりお願い申し上げます。
2013年、素晴らしい一年となりますよう。
1/10/2013
事務局
年内最終週、イレギュラーな26日(水)〜28日(金)というスケージュールでボランティアに来て下さったのは、コープネット事業連合・反町様とコープとうきょう・大矢様でした。誠にありがとうございました。
26日に開催された、ふくしま土壌クラブ代表・高橋さんと副代表・野崎さんに参加いただいた交流会が濃密なものになったことはfacebookで報告しました。かつてない長文になるやもしれぬその報告は新年最初の課題として自分に課すとして、28日の、今年最後のワークショップ報告をさせていただきます。
反町さんは昨年7月25日に南相馬へボランティアに行き、そこで津波と放射能両方の問題に悩まされる現地の複雑な状況を感じたことが、福島の現状をしっかり見たい気持ちに繋がったと仰られました。 続きを読む
12月19日晩の交流会ゲストは、JA新ふくしまのスクリーニング・スタッフであり兼業農家である、阿部さんに来ていただきました。
全国から来福されたボランティアの皆様には、2人で1チームとなる現地スタッフ3人目のサポート要員として作業いただいています。日々稼動している現地スタッフ8名で4チームが編成され、その中にあってリーダー的存在として活躍されているのが阿部さんです。
「どうせする仕事なんだから、楽しくすべき。だから私は月曜日からやる気で臨むんです」
この週ボランティアに来て下さったのは、コープにいがた・大島様とコープ共済連・松本様。
新潟の御実家が農家の大島さんと、効果的な情報発信のツボを教示くださった松本さんのお話に、ご多忙の中顔を出してくださった福大・小山先生も加わり、そこで期せずして噛み合ったのは、 続きを読む
11月30日、福島大学で開催された「ふくしま 食と農の再生シンポジウム」における小山チーム・石井先生からの報告動画をプロジェクトHP「レクチャー」ページに載せました。
同ページに前々から掲載されている小山先生が9月末にされたレクチャー動画の、
「まず農地から測らないと対策すらたてられない」、
「ウクライナ、ベラルーシでは生産段階からとられている対策が、風評被害にも大きな効果を上げている」
という、大前提から始まる流れ。
そして、そこから石井先生の
「解剖学でなく、処方箋まで提供できるように」、
「プロセスまでシェアし、多用な主体が関わることでプロジェクトを社会化していく」
という、より具体的な意義、調査姿勢の提示。そして最後には
「現状の把握からすべてが始まる」
で締まる、ある意味小山先生の話に繋がっていく展開。
合わせて観ていただくことで、ほんの少しでも、この前例なく先駆的であるがゆえに、どうしても伝わり難い側面もつきまとうプロジェクトの全貌が伝わりやすくなったかと願います。
今回は半ば偶然、しかし同時に必然的に繋がった2本の動画です。新年には、 皆様により的確にプロジェクトの意義が伝わるよう、HP掲載用として改めて、お2人のレクチャーを撮り直す案も浮上しています。
12/27/2012
事務局